2022-2023シーズンの関西シクロクロスシリーズ戦も、全10戦のうち9戦を終え、あとは最終戦桂川を残すのみとなりました。
毎シーズン恒例のシリーズランキングの状況を見てみましょう。今シーズンの賞金総額は¥261,000-。実は結構お金かけてます。
C1
C1は、毎戦のダイジェストムービーでおなじみのbikintv 樋口さんが特別に記事を寄せてくれています。
【bikintv特別寄稿】いよいよ千秋楽! 気になる総合ランキングは? 最終戦 桂川 カテゴリー1展望!
L1
L1は、第6戦まで鵜飼知春(and more)と伊藤あすみ(マッディワカヤマ)が表彰台の中央を取り合う激しい戦いだったが、直近3戦では鵜飼がいずれも先行。しかし現在ポイント差わずか50点。最終戦桂川のL1には27名のエントリーがあり、AJOCCポイントテーブルは出走20~39人用が適用されることはほぼ確実。その場合、1位は150点、2位は120点、3位は100点となる。
ここで最終戦桂川にて鵜飼が3位、伊藤が1位となった場合、集計点は970点で同点。しかしその次に比較される二乗和(自乗点)では鵜飼が96,100点、伊藤が98,100点となり、伊藤が逆転。それほどまでに1位の150点というのは大きい。二乗和というのはその点を大きく評価するシステムになっている。
3位争いは、山谷早苗(TRAP)が着実に点を積み重ねた一方、ジュニア世代唯一のL1参加、日吉愛華(Limited Team 846まるいち)が猛烈な追い上げを見せていた。しかし日吉愛華は先週の東海シクロクロス愛知牧場でシーズン終了とのこと。このままの順位で決着するものとみられる。
5位から8位までのポイントも僅差となっているところ、最終戦桂川には藤江恭子(and more)、渡辺佳織(team SONIC)、日生麻美(Baggy racing cyclocross)の3名がエントリー。順位1つで¥1,000-の差だが、¥4,000-と¥1,000-では大違い。最後まで諦めずに45分のレースを戦ってほしい。
2022-2023シーズン関西シクロクロスシリーズランキングL1 - AJOCC↗
M1
M1は、3度の優勝を誇る『横綱』國分圭二(Mt.HASE321)に対し、杉原貴弘(チーム バケラッタ)が直近3戦で先着し、ついに順位が逆転。杉原悲願のM1総合優勝なるか。ポイントの差は60点。まだまだ入れ替わる可能性はあり、油断はできない。
3位には藤井修(きゅうべえsports)。後半戦は第6戦信太山優勝を皮切りに、ますます脚も口も絶好調で、ついに表彰台圏内へ。そのあとを自檀地崇(シルクロード)が追うが、直近3戦の獲得ポイントは芳しくない。最終戦桂川で意地を見せられるか。
5位は大賀道博(輪心WHEELSOULBIKEWORKS)が第9戦堺浜優勝で一気にジャンプアップ。高速コースの堺浜に対して、桂川のコースは向きか不向きか。以下、僅差とは言えないが大差とも言えないポイント差で入賞常連勢が並ぶ。やはり最終戦桂川では順位の変動がありそうだ。
2022-2023シーズン関西シクロクロスシリーズランキングM1 - AJOCC↗
関西シクロクロスシリーズランキングとは
2022-2023シーズンも、関西シクロクロスシリーズランキングを集計し、最終第10戦 桂川で表彰を実施します。
シリーズランキング対象レースは、関西シクロクロスシリーズ第1戦~第10戦すべてです。UCI 琵琶湖グランプリ、くろんどクロスは含みません。
対象カテゴリーは、C1, L1, M1です。2022-2023シーズンより、C1とL1の表彰は同人数・同額となります。
順位 | C1 | L1 | M1 |
---|---|---|---|
1位 | ¥50,000- | ¥50,000- | ¥30,000- |
2位 | ¥30,000- | ¥30,000- | ¥10,000- |
3位 | ¥10,000- | ¥10,000- | ¥5,000- |
4位 | ¥5,000- | ¥5,000- | ¥3,000- |
5位 | ¥4,000- | ¥4,000- | ¥2,000- |
6位 | ¥3,000- | ¥3,000- | ¥1,000- |
7位 | ¥2,000- | ¥2,000- | - |
8位 | ¥1,000- | ¥1,000- | - |
- 2022-2023シーズン関西シクロクロスシリーズランキング - AJOCC↗
- 2021-2022シーズン関西シクロクロスシリーズランキング - AJOCC↗
- 2020-2021シーズンはランキング休止
- 2019-2020シーズン関西シクロクロスシリーズランキング - AJOCC↗
- 2018-2019シーズン関西シクロクロスシリーズランキング - AJOCC↗
- 2017-2018シーズン関西シクロクロスシリーズランキング - AJOCC↗
- 2021-2022シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2020-2021シーズンはランキング休止
- 2019-2020シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2018-2019シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2017-2018シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2016-2017シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2015-2016シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2014-2015シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
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- 2012-2013シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰
- 2011-2012シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰C1
- 2011-2012シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰L1
- 2011-2012シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰M1
- 2010-2011シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰C1
- 2010-2011シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰L1
- 2010-2011シーズン関西シクロクロスシリーズランキング総合表彰M1
ポイント表
ポイント表は、全国版AJOCCランキングのものと同じです。2022-2023シーズンから新しくなりました。出走人数にはDNSは含まれませんが、DNFを含みます。ポイント数の合計が同点だった場合は、各戦のポイントを2乗した数の和(二乗和)で順位を比較します。それでも同順位だった場合は、最後に開催されたレースの順位の優劣で、総合順位を決定します。
出走人数 | 1~19人 | 20~39人 | 40人~ |
---|---|---|---|
1位 | 100 | 150 | 180 |
2位 | 80 | 120 | 150 |
3位 | 70 | 100 | 130 |
4位 | 60 | 90 | 110 |
5位 | 50 | 80 | 100 |
6位 | 42 | 70 | 90 |
7位 | 34 | 60 | 80 |
8位 | 28 | 52 | 70 |
9位 | 22 | 45 | 60 |
10位 | 17 | 39 | 52 |
11位 | 12 | 34 | 46 |
12位 | 8 | 30 | 42 |
13位 | 7 | 27 | 40 |
14位 | 6 | 26 | 38 |
15位 | 5 | 25 | 36 |
16位 | 4 | 24 | 35 |
17位 | 3 | 23 | 34 |
18位 | 2 | 22 | 33 |
19位 | 1 | 21 | 32 |
20位 | - | 20 | 31 |
… | |||
39位 | - | 1 | 12 |
… | |||
50位~ | - | - | 1 |