〜小坂正則選手が安定した走りで優勝〜
午前中に降っていた雨が上がり、強い風が時折吹き付ける厳しい天候の中、C1は行われた。
前半は小坂正則選手(スワコレーシング)と沢田選手(ENDLESS/ProRide)、辻浦選手(ブリジストンアンカー)がトップ集団を形成。
その後には横山選手(快レーシング)、兼子選手(スワコレーシング)、小坂光選手(宇都宮ブリッツェン)、伊澤選手(岩井商会レーシング)も追走する。
レース30分を経過したところで辻浦選手にメカトラ。トップから遅れる。その間に横山選手が3位浮上。
40分でレースを終了するジュニアの選手たちはいずれもいい位置でゴール。
澤田選手は最後、ペースを上げて1位で、横山選手は3位で、中井選手は7位の順位で終了した。
沢田選手と横山選手の差は15秒ほど。沢田選手は「(横山選手は)一人レースを作りながらで走っての15秒差は脅威。もっと頑張らなければ・・・」と謙虚にレースを振り返った。
そこからは小坂(正)選手の一人旅。イーブンペースで突き進む。
辻浦選手も猛追を見せるが、再びメカトラに見舞われる。
その間に3位の小坂選手に追いつかれ、2位争いを展開するが、最終の直線で辻浦選手が諦め、小坂選手が2位でゴールした。
4位には日吉で優勝した伊澤選手が、5位には京都産業大学の木村選手が入った。
小坂選手は「辻浦選手がメカトラがあったので勝てました。でも勝てたのは素直に嬉しい。もう一度(ここで行われる全日本選手権では)真ん中に立てると良いですね」と笑顔でコメントした。
(byいとまり)