いよいよ明日はクリスマスクロスの北神戸!
ということで、がらぱのコースレポをお届けします。
コースは1周2.6km
年々泥っぽい印象が薄れてくるのはやや残念(笑)ですが、粘土質の土質はそのままなので、キャンバーなどでうっかりしていると足をずるりと取られるのは相変わらずです。
今年のポイントはずばり「溝越え!」
勝負の行方は、表立っては現れないけれど確実にライダーの乗車を阻む溝をいかにスマートにクリアするかにかかっているようです。
このスタート地点は周回の外なのでスタート時のみの使用です。
舗装から軽く草地へ
落ち葉が積もっているところやちょっとした逆バンク、畝のような起伏もありますがわりと締まった路面なのでスピードもあがるでしょう。
スタジアムの外野の外周を往復したら草地へ。
そしてキャンバーをジグザグに
登って下って
駐車場のグラウンドの方へ向かっていきます。
条件は違いますが、マイアミの砂浜でバンク上になっている所も水際まで行かないのであれば「ラインは下る方向へどうしても落ちてくるから、それを落ちないように上側でキープしておくと結果的に走れることが多い」と多くのトップ選手が言っていましたが、ここでの逆バンクも下方へ行くと上から上からの力が路面に働いた結果なのか露出した粘土質の土に足を取られてしまったりすることも。
そしてピット方向へ向かうグラウンドへの下り、お手洗いを過ぎたあたりからポイントになるであろう溝越えが出てきます。
グラウンドの上から見て右側サイドへ入ります。
北神戸が使われ始めた当初の泥田んぼはすっかり草地になってしまいました(奥側にところどころコーンがありますが、穴ぼこ注意!です)
軽いアップダウンはあるものの、路面は草地。
しかしこの草地、結構歩いてみると「もふもふ」する感じでやわらかい。
引き締まった固い路面ではないので、それなりにペース配分など注意が必要かもしれません。
ぐるりとグラウンド左側を回りこんでもう一度奥へ。
そして右側へ戻ってきます。
ちょっと狭くなるところもあるので直線だ、スピード上がるぞ、というところでちょっとだけ注意かも。
そして丘の登りへのアプローチ。
写真ではわかりにくいですが、溝越えして広く取られた木が適当〜に生えた(笑)斜面を登っていきます。
上りきったらもう一度斜面をスラロームして下り。
ここはいつものいわゆる勝負どころ。
タイトなコーナリングのテクニックが肝、か。
これで終わりか、フィニッシュが見えるなあと思いきや、スンナリと戻らせてくれず・・・。
なんと上りきったところでここでシケイン!
コントロールラインに到着!です。
メリハリを効かせた溝越え、コーナリングと登りのテクニック。そしてうまく周りの動きをみながらのポジション争いなど、見所はいろいろありそう。
観戦ポイントとしてはやはり本部周りでしょう。
丘の上から斜面を見下ろす形になるので斜面も、溝越えも、グラウンドでの攻防も見れますし、そしてシケインも見ることができるのでみんなでワイワイと応援できそうです。
クリスマス間近のクリスマスクロス、楽しみましょう!
あ、そうそう、裏から来られたらなかなか行きづらいかもしれませんが、正面ゲートから入ってすぐのところにすごい綺麗なクリスマスツリーが今年も登場しています。
記念撮影にもいいかも。
とっても綺麗ですよー。