レース時に選手一人ひとりに装着をお願いしているゼッケン(ナンバーカード)は、選手が誰なのかを判別する唯一の手掛かりとなります。レースでの順位確定に欠かせない「ゼッケン」について、この記事でご説明します。
ゼッケンの準備
2020-2021シーズンの関西シクロクロスでは、再使用しない一回限りのゼッケンを使用します。レース後に返却の必要はありません。
- レース受付で「出走カテゴリー」「ゼッケン番号」「氏名」をお申し出いただくと、ゼッケンシートをお渡しします。
- ゼッケンシートにはミシン目が入っていますので、大きい背中ゼッケンと、小さい肩ゼッケンに切り分けることができます。
- 小さい肩ゼッケンは、折り畳んで数字だけが見えるようにしてください。ミシン目は入っていません。
- 大きい方1枚が背中ゼッケン、小さい方1枚が肩ゼッケンとなります。
- ゼッケンの上下の向きを間違えないように装着してください。上の例では、間違えて「08」と装着しないようにご注意ください。
CK2, CK1は背中ゼッケン1枚のみです。
UCI マキノ(1日目)では、カテゴリーによって肩ゼッケンが2枚になります。
安全ピン
あわせてゼッケン固定用の安全ピンも配布します。必ずゼッケン1枚につき4ヶ所以上固定してください。安全ピンのご持参は大歓迎です。両面テープや磁石による固定は、シクロクロスでは推奨しません。
ゼッケンと同じく安全ピンも返却不要です。ただし2戦以上エントリーされている場合は、次回以降安全ピンをご持参いただければ幸いです。ただしゼッケンは自宅に置いてきてください。ゼッケンに大会名を記載しませんので、次回以降レース会場にお持ちになられると混同するおそれがあります。
ゼッケンの左右
当日のレース受付でゼッケンの左右を指定します。肩ゼッケンは1枚しか配布しませんので、どちらか指定された方に装着してください。背中ゼッケンも、同じ側に少し寄せてください。
ほとんどのレース会場で左側を指定しています。
肩ゼッケン
肩ゼッケンは、肩とは呼んでいますが上腕、いわゆる二の腕に装着してください。自転車に乗車したときに、まっすぐ前から数字がすべて読めるように装着してください。横からしか数字が読めないのはNGです。
背中ゼッケン
背中ゼッケンは、腰のあたり背中の低い位置に装着してください。自転車に乗車したときに、まっすぐ後ろから数字が縦に読めるように装着してください。文字を横向きに装着するのはNGです。
おまけ
リザルトの作り方
関西シクロクロスでは、計測チップを使用していません。すべて審判員による目視でリザルトを作成しています。なのでゼッケンの装着が重要なのです。
- 読み上げ係が、フィニッシュラインを通過する選手のゼッケン番号を、目視して読み上げます。
- 電子計測係は、読み上げられた番号をすべて、テンキーで計測システムに打ち込みます。
- 手計測係は、読み上げられた番号をすべて、各自の目視と併用しながら書き取ります。先頭や周回遅れを把握し、残り周回数の表示やレース終了のタイミングをコントロールします。
- きわどい着順は、ビデオ判定で補助します。
C4Aの先頭フィニッシュは超僅差!! pic.twitter.com/urrjxFwSoa
— 関西シクロクロス【公式】 (@kns_cx1995) November 10, 2019
- タイム差や中間周回での着順は、あくまで参考記録としてご覧ください。