今年で5回目となる3.11メモリアルクロスは、京都府南丹市美山町の大野ダムパターゴルフ場内に作られた特設コースで開催された。チャリティーレースイベントとしてこの大会は「震災という大災害を忘れないようみんなでペダルを回す」という趣旨で、東北支援のため参加費から費用を差し引いた金額がTOHOKU CX Projectに寄付される。
美山町向山地区で開催されたメモリアルクロス
レースは60分の個人レースと120分のチーム・ソロの耐久レース、それとこの大会独自の企画、スプリントはシクロクロスの各クラスの参加者を集めてスタート時にハンディタイムを与えて1周のレースを行う(例えばCL3→U15→C4・CM3→C3・CM2→C2・CM1→C1という順で出走する)。当日は曇り空であったものの、楽しい仲間達でシクロクロスを楽しんだ。
会場では美山向山地区の皆さんが向山焼き(ミニお好み焼き)や特産のゆずを使ったゆずカレーなどが販売された。
大会にはTOHOKU CX Project代表の菅田純也さんと全日本CXチャンプの竹之内悠選手が訪れ、大会を盛り上げた。
初めて大会に訪れた竹之内選手は「この大会は以前から知っていましたが、参加できずにいて関西クロスで育った一人として申し訳ないと思っていました。今日はレースを走らなかったですが、みなさんによくしていただきました。素晴らしい大会ですので、何年も続いて欲しいです」
菅田さんは大会を振り返り「メモリアルクロスも5回目ということで、今年も開催してご支援いただいて感謝しています。今回で3回目の参加ということで、皆さんと楽しく走ることができました。
来年は東北でもメモリアルクロスを計画中で、仙台空港近くにメモリアル公園がありまして、そこでメモリアルクロスを開催したいと思っています。ツアーを企画して関西の方にも来やすいようにしたいと思っています」
パターゴルフ場の芝生エリア
山側のセクション
クラス別でハンディタイム順に発走するスプリント
ファンサービスに努めた竹之内悠選手
レースに参加したTOHOKU CX Project代表の菅田純也さん
会場では東北地区で開催されるレースも紹介された
地元の皆さんが作られる向山焼き
60分耐久レース表彰
キッズクラス表彰
120分耐久レースソロクラス表彰
120耐久レースチームクラス表彰
スプリント表彰
左から竹之内悠選手、メモリアルクロス代表の巨匠佐野光宏大先生、TOHOKU CX Project代表の菅田純也さん
またメモリアルクロスでお会いしましょう。