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琵琶湖グランプリの開催カテゴリーについて(2024-2025シーズン)

時間割や会場情報については、別記事で▼

2024.11.17(日) 関西シクロクロス 琵琶湖グランプリの開催情報

通常戦

この記事では、関西シクロクロス 第1戦~第10戦など、JCXでないAJOCC公認レースのことを「通常戦」と呼びます。

JCX戦

この記事では、AJOCC JCXシリーズ戦のことを「JCX戦」と呼びます。今シーズンも、JCX戦はすべてJCF公認のJCFシクロクロスシリーズ戦です。

全日本

この記事では、JCX主催の全日本選手権のことを「全日本」と呼びます。全日本の男女エリート・U23・ジュニアは、UCI公認レースです。


2024.11.17(日) 関西シクロクロス 琵琶湖グランプリで開催するレースカテゴリーについて、この記事で詳しく解説します。

関西シクロクロス、AJOCC、JCF、UCIそれぞれの方針をすり合わせたものになっており、とても難解だとは思いますが、特に今シーズンのJCFシクロクロス全日本選手権に参加予定の選手は、よくお読みください。

関西を主戦場とする選手にとっては、条件はほとんど昨シーズンと同じです。

要点は3つです。

  • 男女エリートへの参加には、E1・W1の認定が必須。
  • 年齢別カテゴリーには、誰でも、E1・W1選手でも参加できる。
  • 全日本や他のJCX戦に参加予定の方は、それと同じカテゴリーで。

年齢別カテゴリーには、いつもの関西シクロクロスシリーズ戦に参加されている選手にも、広くご参加いただきたいと思います。通常戦では決して同じレースを走ることがない選手同士が、純粋に年齢別で競い合うオールスター戦、という位置付けです。

なお一般に、レースへの参加資格は、レースの公平性が保たれる範囲内で、レース主催者の裁量により決定されます。

種類は昨シーズンと同じ

開催カテゴリーの種類は、昨シーズンと全く同じです。男女エリートと年齢別カテゴリーを実施します。

いずれのカテゴリーも、重複エントリーはできません。

AJOCC JCXシリーズでの参加資格の統一

JCXシリーズ主催者間での申し合わせにより、JCX戦においては、マスターズを全日本と同様の年齢別での実施とし、その出走資格についても全日本と同様とすることとなりました。

すなわち、通常戦でエリート(E1~E4・W1~W3)に出走している選手でも、JCX戦に限り、年齢別マスターズ(M35-39~M60・W35)に出走することが可能です。

一方、通常戦でマスターズ(M1~M3・M35-39~M60・WM)に出走している選手は、JCX戦のエリート(E1・W1)には出走できません。

ライセンス、機材、もらえるポイントについて

カテゴリー ライセンス UCI JCF JCX AJOCC
男子エリートME 通年登録必須
女子エリートWE 通年登録必須
男子ジュニアMJ 通年登録必須 -
カテゴリー ライセンス UCI JCF JCX AJOCC
男子MU17 通年登録必須 - -
女子WU17 通年登録必須 - -
男子MU15 通年登録必須 - -
女子WU15 通年登録必須 - -
カテゴリー ライセンス UCI JCF JCX AJOCC
男子M60 臨時登録可 - -
男子M50-59 臨時登録可 - -
男子M40-49 臨時登録可 - -
男子M35-39 臨時登録可 - -
女子W35 臨時登録可 - -
カテゴリー ライセンス UCI JCF JCX AJOCC
男子M19-34 臨時登録可 - - - -
女子W19-34 臨時登録可 - - - -

女子ジュニアについては、今シーズンまでは女子エリートに含まれての開催となります。

ライセンス

JCF選手ライセンスの通年登録が必須となるカテゴリーがあります。必須でないカテゴリーでも、臨時登録が必要です。エントリー時に選択できます。

外国居住者等は、UCI加盟の各国国内自転車競技連盟のライセンスでも構いません。

機材

U15等を含めすべてのカテゴリーで、機材はシクロクロスバイクに限定されます。MTBなどUCI(JCF)規則に適合しない機材での出走はできません。

通例、UCIカテゴリーでは、招集時およびピットへの機材搬入時に、タイヤ幅が規定内か確認されます。

UCIポイント

ポイント表はクラス2用が適用されます。

UCIランキングに反映され、全日本を含むUCIレースの招集順や、全日本の参加資格に影響があります。

JCFポイント

ポイント表は公認大会用が適用されます。

JCFランキングに反映され、JCX戦の招集順、全日本の参加資格、JCFからの総合表彰に影響があります。

JCXポイント

JCXランキングに反映され、JCXシリーズ最終戦終了後の順位により、AJOCCから賞金の授与があります。

AJOCCポイント

ポイント表はJCX用が適用されます。

AJOCCランキングに反映され、通常戦の招集順や、シーズン終了後の残留・降格の判定に影響があります。

今シーズンは、年齢別マスターズでもAJOCCポイントが付与される予定です。


ここから、各カテゴリーごとに解説します。

男子エリート・女子エリート

カテゴリー 生年月日 含まれる年代 AJOCC
男子エリートME ~2006.12.31 U23含む E1
女子エリートWE ~2008.12.31 ジュニア・U23含む W1

通常戦のカテゴリー

琵琶湖GPの男女エリートに参加するには、エントリー時点でAJOCCカテゴリーE1またはW1の認定が必須です。

外国居住者等でAJOCCカテゴリーの認定がない場合、競技実績を個別に判断します。

直前昇格と振替

琵琶湖GPの前の週のAJOCC公認レース(幕張クロス等)で、E2からE1またはW2からW1に昇格できる着順を得た場合は、その表彰式(一般に順位は確定したものとみなされる)のあとから琵琶湖GPのスポーツエントリーの期限までにエントリーすることができます。

出走人数などの昇格条件を主催者によくご確認ください。必ずしもAJOCCウェブサイトでのリザルト掲載を待つ必要はありません。

すでに琵琶湖GPの年齢別カテゴリーにエントリー済だった場合は、男女エリートに振り替えることができます。すぐにinfo@kansaicross.comまでメールでご連絡ください。ただし、エントリー費の差額が必要です。

なお、ライセンスをお持ちでなかった場合は、すぐに通年登録を申請してください。

JCX戦のカテゴリー

琵琶湖GPの男女エリートに参加される選手は、今シーズンの他のJCX戦でも男女エリートに参加してください。

今シーズンの琵琶湖GP以前のJCX戦で、年齢別マスターズに参加された方は、琵琶湖GPの男女エリートへの参加はできません。

また、琵琶湖GPの男女エリートに参加された方は、今シーズンの琵琶湖GP以降のJCX戦で、年齢別マスターズへの参加はできません。

全日本のカテゴリー

今シーズンの全日本の男女エリートに参加される選手も、琵琶湖GPでは男女エリートに参加してください。ただし通例では、参加歴だけでなくランキング順位など追加の参加基準が設定されます。

琵琶湖GPの男女エリートに参加された選手は、通例では全日本の年齢別マスターズへの参加はできません。


年齢別マスターズ 男子M35以上・女子W35

カテゴリー 生年月日
男子M60 ~1965.12.31
男子M50-59 1966.1.1~1975.12.31
男子M40-49 1976.1.1~1985.12.31
男子M35-39 1986.1.1~1990.12.31
女子W35 ~1990.12.31

通常戦のカテゴリー

通常戦で男女エリート(E1~E4・W1~W3)・男子実力別マスターズ(M1~M3)・男女年齢別マスターズ(A60等)のどのカテゴリーで走っている選手も、琵琶湖GPを含むJCX戦に限り、性別・生年月日の適合する年齢別マスターズに出走することができます。

JCX戦のカテゴリー

琵琶湖GPの年齢別マスターズに参加される選手は、今シーズンの他のJCX戦でも年齢別マスターズに参加してください。

今シーズンの琵琶湖GP以前のJCX戦で、男女エリートに参加された方は、琵琶湖GPの年齢別マスターズへの参加はできません。

また、琵琶湖GPの年齢別マスターズに参加された方は、今シーズンの琵琶湖GP以降のJCX戦で、男女エリートへの参加はできません。

全日本のカテゴリー

今シーズンの全日本の年齢別マスターズに参加される選手も、琵琶湖GPでは年齢別マスターズに参加してください。

琵琶湖GPの年齢別マスターズに参加された選手は、通例では全日本の男女エリートへの参加は極めて困難だと思われます。


年齢別オープン 男子M19-34・女子W19-34

カテゴリー 生年月日
男子M19-34 1991.1.1~2006.12.31
女子W19-34 1991.1.1~2006.12.31

UCIグランフォンドシリーズ(旧マスターズ・アマチュア)にならい、年齢別オープン 男子M19-34・女子M19-34を設置しています。

また、関西シクロクロスでは大会を開催する際、どのカテゴリーにも参加できない選手というのが極力出ないように配慮をしています。

JCFランキングにもAJOCCランキングにも規定のない、純粋なオープンカテゴリーです。したがって他大会の参加資格と相互の影響はありませんし、何のポイントもつきません。

他のカテゴリーと同じように、3位までの表彰を実施します。


男子ジュニア・男女U17・男女U15

カテゴリー 生年月日
男子ジュニアMJ 2007.1.1~2008.12.31
男子MU17 2009.1.1~2010.12.31
女子WU17 2009.1.1~2010.12.31
男子MU15 2011.1.1~2012.12.31
女子WU15 2011.1.1~2012.12.31

女子ジュニアについては、今シーズンまでは女子エリートに含まれての開催となります。

生年月日と学年

それぞれ生年月日が規定内であれば、誰でも初参加でもエントリーできます。他大会の参加資格と相互の影響はありません。

いつもの関西シクロクロスシリーズ戦では小学6年生の男女U15選手は、原則としてCK3への参加となりますが、琵琶湖GPでは事前申請なく男女U15に参加できます。


開催要項

原則として、UCIカテゴリーでは英語版公式テクニカルガイドに記載されている情報が優先的に適用されます。JCFカテゴリーでは、日本語版公式開催要項に記載されている情報が優先的に適用されます。選手・チーム関係者は必ず熟読してください。

Biwako GP 2024 Technical Guide - Google ドライブ↗

琵琶湖グランプリ2024開催要項 - Google ドライブ↗

年齢は2025年末基準

秋にシーズンが始まるシクロクロスですが、UCI(国際自転車競技連合)の規定では、シーズン全体が翌年扱いとなります。つまり、シクロクロスの2024-2025シーズンの年齢規定は、ロードやMTBの2025シーズンと同じです。

そして年齢は、2025.12.31-23:59時点での年齢を基準とします。「2025年中の誕生日での年齢」や「2025年中に達する年齢」と表現されることもありますが、意味はすべて同じです。大会当日の満年齢ではありません。

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