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シーズン終幕にあたってのお礼(2024-2025シーズン)

関西シクロクロス

2024-2025シーズン終幕にあたってのお礼

2025.2.20

関西シクロクロス オーガナイザー
上田尚徳

 関西シクロクロスは、2024-2025シーズンも予定通りに全12大会が開催され、約4ヶ月のシーズンを終えました。毎年のことながら、終わってみるとあっという間だったという気がします。

 開幕戦は和歌山・御坊で、雨の中のコース設営から始まりました。翌週の富田林も天気が悪く、設営を朝から急いでコースを完成させましたが、午後は台風崩れの低気圧による暴風雨。会場は水没寸前、中止一歩手前でした。桂川でも設営日の前夜から大雪。これまた何度となく中止発表を考えましたが、開催を熱望している選手達のことを考えるとそう安易な決断はできません。いずれの大会でも、協力スタッフには本当に頑張っていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

 出店・出展ブースも大きく増えてきました。毎回大会会場のコースエリア・ブースエリア・駐車エリアの配置には悩まされるところですが、レース以外のところでも会場が盛り上がっているのは喜ばしいことです。出店各社の皆様、協賛各社の皆様にもお礼申し上げます。

 そして何より、ご参加いただいている選手の皆様。シリーズ最終戦の桂川では985名ものエントリーを頂きました。関西シクロクロス史上最多であったことは言うまでもなく、おそらく日本のシクロクロス史上、1日開催としては最多のエントリー数だったと思います。昨今は人口の減少とリンクするように、市民スポーツへの参加者数も多くの競技・種目で減少傾向にありますが、そのような中でこれだけ多くの方々にご参加いただいているのは、本当にありがたいことだと思っております。

 さて、今シーズンは関西シクロクロスの主催者代表、オーガナイザーが矢野から上田に交代となりました。とはいえ米国の大統領選のように、トップが変わればすべてが変わるというようなことはありません。大半の参加者にとってはオーガナイザーが誰かなど関心がなく、実際昨シーズンまでとほとんど変わらないシーズンだったと思います。

 それは不思議ではないことで、関西シクロクロスの運営においては、既に何シーズンも前から上田からの変更の提案を採用していただいておりました。特にレース時間割にはかなり手を入れてきました。2021-2022シーズンに至っては2大会ごとに細かいダイヤ改正を入れていたぐらいです。もっとも、レース時間割については、様々な意見あるいは不満があることを承知しています。しかし冬季の日の出から日の入りまでの時間は変えられませんし、安全のための多数の条件を取捨選択した結果ですので、どうかご理解いただければと思います。

 一方で参加者の方々には見えにくいところではありますが、協力スタッフの募集形態は今季から大きく変わりました。従来は主管チーム制度といって、会場ごとに設営や立哨のスタッフをチーム単位でお願いしていましたが、昨今は大規模な動員ができるチームが減り、制度は形骸化していました。よって今季より、個人単位で直接主催者からご協力をお願いする仕組みとしました。来季以降も新たに手を挙げていただける方が増えていけば幸いです。

 2024-2025シーズンは無事終幕を迎えましたが、大会運営としては2025-2026シーズンの準備は始まっています。既に発表している通り、JCF主催の全日本選手権シクロクロスについて、来季は関西シクロクロス実行委員会を地元主管として開催されることが決まっています。そのほかにも、もちろん関西シクロクロスシリーズ戦はいつも通り開催されますし、UCI公認の国際大会、琵琶湖グランプリも開催されます。たくさんご参加、あるいは見物に来ていただければ幸いです。

 お待ちしております!!

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