老若男女、多種多様な選手が参加するシクロクロスでは、単純な実力別カテゴリーに加えて、年齢を基準としたカテゴリーも並行して設けられています。ここでは生年月日ごとの区分に重点を置いて、2022-2023シーズンの関西シクロクロスで参加可能なカテゴリーについてご案内します。
生年月日別カテゴリー早見表 - 男子2000年生まれまで
C4~C1とM3~M1の2系統
マスターズ年齢の男子選手は、シクロクロスの2022-2023シーズンを通して、実力別エリートカテゴリーC4~C1と、実力別マスターズカテゴリーM3~M1のどちらか1つの系統に参加することができます。
ただし、シーズン途中2回目以降は移動ができません。1つのシーズンでは必ずどちらか1つの系統でエントリーしていただきます。
昨シーズンまでに参加経験のある選手には、AJOCCカテゴリーが付与されています。昇格・残留・降格の制度があり、2022-2023シーズン開幕時の認定カテゴリーはAJOCCデータベースで調べることができます。
マスターズ年齢の選手は、昨シーズンまでと同じ系統のカテゴリーに参加しても良いですし、以下のようにそれぞれ系統を移行することもできます。
エリートからマスターズへ移行
C1→M1
C2→M2
C3, C4→M3
マスターズからエリートへ移行
M1→C2
M2→C3
M3→C4
初参加の場合
関西シクロクロスを含む、AJOCC公認レースに初参加される場合は、C4のみエントリーができます。マスターズ年齢の男子選手は、C4またはM3にエントリーができます。レースに不安のある初心者向けにはCCというカテゴリーも用意しております。
*1 CC
CC(カテゴリーチャレンジ)は、レース時間とコースが短い、初心者向けのお試しカテゴリーです。表彰や入賞賞品はありません。エントリー費は、アンダー23年齢以上の選手は¥1,500-です。
レースの雰囲気に慣れてきましたら、ぜひC4やM3に挑戦してください。シーズン中に移行していただいても構いません。エントリー申込後にカテゴリーを変更される場合はinfo@kansaicross.comまでメールでご連絡ください。
実力別マスターズと年齢別マスターズ
2022-2023シーズンより、関東方面をはじめとした一部の地域で、男子マスターズのM1を残したまま、M2+M3を年齢別に再編したカテゴリー分けが導入されます。M40やM50といった同じ名称の年齢別カテゴリーでも、M1+M2+M3を年齢別に再編したもの(JCXや信州CCMなど)とは異なりますので、ご注意ください。UCI 琵琶湖グランプリ JCX 第5戦では、全選手・全年齢層を対象に年齢別カテゴリーを実施します。
なお、一部では「過渡期」や「移行措置」といった表現でマスターズの制度変更が言及されておりますが、関西シクロクロスではこれまでと同じ実力別マスターズ(M1, M2, M3)を今後も継続します。
年齢の数え方
UCI(国際自転車競技連合)の規定にならい、シクロクロス競技での年齢は、2022-2023シーズンを通して、2023.12.31-23:59時点での年齢が基準となります。「2023年中の誕生日での年齢」や「2023年中に達する年齢」などと表現されることもありますが、意味はすべて同じです。2022年内の数え年とも同じです。
この基準は、ロードやMTB種目の2023シーズンに相当します。
なお、2022-2023シーズンより、AJOCC会員の他地域の主催者の要望により、マスターズ参加可能年齢は40歳から35歳に引き下げられました。
特例条件
シクロクロス以外の自転車競技で直近に顕著な成績を残している選手は、初参加でもC3等上位カテゴリーでのエントリーを認める場合があります。認められる特例は原則として一回限りのものであり、出走したレースの成績をもって再検討します。関西シクロクロスの認める特例は、関西シクロクロスシリーズ戦等に限ったものであり、UCIレースや主催者の異なるシクロクロスレースでは適用されないことがあります。特例に関する決定は最終的なものであり、選手側からの異議申し立てや再交渉は受け付けません。以上すべてご理解いただいた上で、参加カテゴリーに関するお問い合わせはinfo@kansaicross.comまでメールをお送りください。